越乃景虎 純米大吟醸雫酒 タイトル:新潟の地酒 ふくきん本店 越乃景虎 大吟醸雫酒
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いっぽん いっぴん こらむ
麒麟 本醸造 うに茶わん蒸  秋も深まって新蕎麦がおいしい頃となったね。2年ほど前になるが、おいしい蕎麦が食べられると福島市の郊外の蕎麦屋さんへ友人に連れられていった。そこは、総面積25ヘクタールという広大なそば畑を持つ石原牧場の直営の蕎麦の・・・・・
麒麟 本醸造
 (下越酒造)
1.8L 2,160円
うに茶わん蒸
提供:割烹「ひのや」
    野水俊郎様
    三条市本町2-9-1
    TEL:0256-33-0484
新蕎麦とお酒

  by SKI

このコーナーは、当店からのおすすめの「いっぽん」のお酒の紹介と、それにあう「家庭で出来る日本料理」のレシピの紹介と、「お酒のコラム」から構成されています。

お酒はそれだけでも楽しめますが、取り合わせの料理によってもおいしさが増します。取り上げる話題によってもますますおいしく感じられます。
結局、お酒は生活の1ページとして総合的に描かれた時に、最も素晴らしい魅力を発揮するものだと思います。
お酒だけを切り取って紹介するのではなく、できるだけトータルな魅力をお伝えできたらという思いでこのコーナーをはじめました。
みなさまのご愛顧をお願いするとともに、ご意見や情報をいただけたらと思います。

当コーナーは1ヶ月に1回の更新を予定しています。
次回は12月10日に更新いたしますので、楽しみにお待ちください。

なおこのコーナーは2人の方からご協力をいただいています。
割烹「ひのや」のご主人・野水俊郎様には「家庭で出来る日本料理」のコーナーを、私の親友SKI氏には「お酒のコラム」のコーナーを、それぞれ担当していただきました。ここに感謝の意を表します。



おすすめのいっぽん
麒麟 本醸造 麒麟 本醸造(下越酒造)
 1.8L 2,160円(税込み)

肌寒い日が多くなってきました。こんな時はやっぱり熱燗。身も心も、あったかァ〜くなってきて・・・・・
寒い日はこれでなくちゃあ、ということで、今月は「麒麟 本醸造」がお奨めです。
お酒に燗をつけると、香りが強く感じられます。だから、一般的に香りの強い吟醸系のお酒は「お燗酒」には向きません。
その点、よくできた本醸造はオールラウンドプレーヤーです。冷から熱燗まで、それぞれに違った表情を見せてくれます。
この「麒麟 本醸造」は、新潟県産・五百万石を吟醸酒なみにぜいたくに磨いて原料とし、四段仕込で丁寧に造られています。少し辛口ながらマイルドな口当たり、喉越しがスッキリしています。
熱いところをキュッと一杯、あなたのハートを温めます。

おすすめのいっぴん  提供:割烹「ひのや」野水俊郎様
うに茶わん蒸
うに茶わん蒸


この時期になりますと、熱燗で一杯と言うことになりますが、肴の方も温かいものが好まれます。
茶わん蒸は女性や子供の食べ物と言った印象がありますが、今回は酒によく合う具は生ウニだけの「ウニ茶わん蒸」をご紹介します。
晩秋の夜長、コタツにでも入って「麒麟 本醸造」の熱燗とともに味わってください。

[材料]A(4人前)
@生ウニ:一枚
Aかつおだし:400cc
B玉子:3コ
C味りん:少々
D食塩:少々
E淡口醤油:少々
F化学調味料:少々
[材料]B(葛あん)
@かつおだし:80cc
A味りん:10cc
B淡口醤油:10cc
C化学調味料:少々
D片栗粉:少々
E柚子:少々

[作り方]
1.[材料]AのA〜Fをよく混ぜ合わせ、茶碗に流し分けます。
  (味付けは極薄味で)
  蒸器で約10分蒸します。
2.[材料]B@〜Cをなべに入れ沸騰したら弱火にし、
  水溶き片栗粉を少しずつ注ぎ、柔らか目の「あん」を作ります。
3.1の蒸し上がった各茶碗の中に生ウニを3〜4個づつ乗せ、
  さらに1分蒸します。
4.蒸しあがったら各茶碗に2の「あん」を注ぎ入れ、
  上に柚子一片を乗せて出来あがりです。

今月のコラム
 秋も深まって新蕎麦がおいしい頃となったね。2年ほど前になるが、おいしい蕎麦が食べられるという福島市の郊外の蕎麦屋さんへ友人に連れられていった。そこは、総面積25ヘクタールという広大なそば畑を持つ石原牧場の直営の蕎麦の里というところだ。
 「挽きたて、打ちたて、茹でたて」俗に言うおいしい蕎麦の条件である三たてだけでは満足せず、蕎麦の味と香りにもこだわりを持った結果が100%の自家栽培、自家製粉による弾き出し50%という大吟醸酒のような贅沢な粉を使った蕎麦粉100%の手打ち蕎麦なんだそうな。

 それまでも同じ福島の山都の蕎麦や、長野の戸隠蕎麦など一般に美味しいと言われている蕎麦を食べてはきたんだけれど、最初は汁をつけないで、水蕎麦で食べてみてくださいと言われたのははじめてだった。よほど自信があるのだろう。当方は「違いが判る男」ではないのでただおいしかったとしか表現できないのがもどかしい。

 先週のNHKの番組「ためしてガッテン」で通に学ぶおいしい蕎麦の味わい方が放映されたんだけど、皆さんご覧になりましたか。なんでも通は汁は本当に少ししかつけない、ほんの少ししか噛まない、蕎麦の香りは鼻で嗅ぐんではなく、喉を通るときに鼻へ抜ける香りを楽しむんだそうだよ。
 いかにも江戸っ子のダンディズムという感じだね。だけどよけいな心配かもしれないんだけれど、新蕎麦のおいしい時季に蕎麦粉100%の手打ち蕎麦をいくらも噛まないで食べちゃったらもったいなくないかなあ。石原牧場の蕎麦はよく噛んで食べても味と香りが充分に楽しめましたよ。

さて、蕎麦の話が長くなっちゃったけど、じつはこの時、蕎麦を食べる前に冷酒グラスに一杯だけお酒をいただきました。銘柄の記憶が定かではないんだけれど、たしか「國」という文字があったように憶えているんで、もしかしたら南会津の酒「國権」だったかもしれない。日本酒と蕎麦がよく合うということは、話としては知っていたんだけどこの時にはじめて本当にいいもんだなあと感じたね。機会があったらぜひ訪ねてみてください。

PS 石原牧場のホームページをみつけたのでアドレスを書いておきます。
    http://www.jeynet.ne.jp/~sobanosato
   石原牧場でも検索できます。
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