越乃景虎 純米大吟醸雫酒 タイトル:新潟の地酒 ふくきん本店 越乃景虎 大吟醸雫酒
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いっぽん いっぴん こらむ
越乃景虎 純米酒 かき豚なべ   この頃の新潟では、あられまじりの雨が降ったりでいよいよ冬本番を向かえようとしている。新潟の冬は雪にとじこめられて暗い日が続くと思っているでしょう。たしかにそんなお天気の日がほとんどなんだけど、ときにはびっくりするくらい・・・
越乃景虎
 純米酒

  (諸橋酒造)
1.8L  2,592円
720ml 1,250円
かき豚なべ
提供:割烹「ひのや」
    野水俊郎様
    三条市本町2-9-1
    TEL:0256-33-0484
この時季マイブーム(もう死語かな?)は「にごり酒」
  by SKI

このコーナーは、当店からのおすすめの「いっぽん」のお酒の紹介と、それにあう「家庭で出来る日本料理」のレシピの紹介と、「お酒のコラム」から構成されています。

お酒はそれだけでも楽しめますが、取り合わせの料理によってもおいしさが増します。取り上げる話題によってもますますおいしく感じられます。
結局、お酒は生活の1ページとして総合的に描かれた時に、最も素晴らしい魅力を発揮するものだと思います。
お酒だけを切り取って紹介するのではなく、できるだけトータルな魅力をお伝えできたらという思いでこのコーナーをはじめました。
みなさまのご愛顧をお願いするとともに、ご意見や情報をいただけたらと思います。

当コーナーは1ヶ月に1回の更新を予定しています。
次回は2001年1月10日に更新いたしますので、楽しみにお待ちください。

なおこのコーナーは2人の方からご協力をいただいています。
割烹「ひのや」のご主人・野水俊郎様には「家庭で出来る日本料理」のコーナーを、私の親友SKI氏には「お酒のコラム」のコーナーを、それぞれ担当していただきました。ここに感謝の意を表します。



おすすめのいっぽん
越乃景虎 純米酒 越乃景虎 純米酒(諸橋酒造)
 1.8L  2,592円(税込み)
 720ml 1,250円(税込み)

今月の「おすすめのいっぴん」は、冬の定番・鍋物です。かきと豚肉を使った味噌味とくれば、それに負けない味わいを持ったコレが「おすすめのいっぽん」でしょう。
米の旨味を生かしながら淡麗な味わい、コクがありながら飲み飽きしないお酒です。
ぬる燗で味わうと、旨味が口の中に広がって、「かき豚なべ」とみごとに調和します。
でも個人的には、暖かい部屋でコタツに入って、熱い鍋をつつきながら、きりりと冷えた「越乃景虎 純米酒」もいいですよ〜。

おすすめのいっぴん  提供:割烹「ひのや」野水俊郎様
かき豚なべ
かき豚なべ


海のミルクと言われるカキは、大きく太って今が食べごろ。
この時季カキと言えば、味噌仕立ての「かきなべ」ですが、それに豚肉を加えたら、栄養万点この上なしと思います。
なべ料理のポイントは、決してなべの中にすべての材料を入れて、いっぺんに煮てしまわないことです。食卓にコンロを用意して、召し上がるペースにあわせ、材料を少しずつ入れ、それを召し上がってから次の材料を入れてください。
出し汁は多めに用意し、味も栄養もいっぱいの残り汁で、ぜひ雑炊を作ってください。

[材料]A(4人前)
@カキ:大きいものなら20個
A豚肉:スライス200g
Bしらたき:2コ
Cとうふ:半丁
D白菜:4分の1
E春菊:1把
Fエノキダケ:1把
Gシイタケ:4個
H長ネギ:1本
[材料]B(出し汁)
@かつおだし:8カップ
A田舎味噌:適量
B酒:4分の1カップ
C味りん:2分の1カップ
D化学調味料:少々
E醤油:少々

[作り方]
1.[材料]Aは皿に盛っておきます。
2.[材料]Bの@かつおだしをボールにとり味噌を溶き入れます。
  (味噌汁程度の味で)
3.[材料]BB〜Dも混ぜ合わせます。
4.3の出し汁適量を鍋に移し、沸騰したら召し上がるペースに合わせ
  1の材料を入れます。再度沸騰したら出来あがりです。
  弱火にして召し上がってください。
  味が薄めでしたら、醤油で調整してください。
  適宜、残りの出し汁と材料を加えてください。
  薬味としては、柚子、七味唐辛子、キムチなどが味を引き立てます。

今月のコラム <この時季マイブーム(もう死語かな?)は「にごり酒」>
  この頃の新潟では、あられまじりの雨が降ったりでいよいよ冬本番を向かえようとしている。新潟の冬は雪にとじこめられて暗い日が続くと思っているでしょう。たしかにそんなお天気の日がほとんどなんだけど、ときにはびっくりするくらい晴れ上がって暖かい日もあるんだ。とくにこの頃は地球温暖化のせいか、そんな日が増えてきたようだ。

 だけど本当は寒い冬のほうがかえって楽しみも多いんだよ。なんといっても日本海のさかなが一番あぶらがのってきて、おいしい時季なんだ。佐渡沖で捕れる寒ブリや同じく佐渡は加茂湖のカキ、県北村上市の清流三面川(みおもてがわ)に遡上する鮭、それとなんといってもずわい蟹やべにずわい蟹など、そんなおいしいさかなの料理をこたつに入っていただきながら熱燗でいっぱいやるってのが新潟の冬の楽しみのひとつなのさ。もちろんあったかーい温泉に入っておつに雪見酒なんてのもありかな。

 ところで、お酒の話なんだけど、この時季になると待たれるのがやっぱり「にごり酒」かな。いわゆる「どぶろく」だよ。とても日本酒通なんて言えるほど多くの日本酒を飲んできたわけじゃあないから、偉そうなことはいえないけど、これまであまり同じ酒を飲み続けてきてはいないんだ。まあ冒険心があるというか、好奇心が強いというべきか。女房に言わせれば単にお酒であれば何でもいい「飲んべえ」ってことになるんだけどね。それでも、6〜7年前にはじめて飲んでからというものすっかり気に入ってしまい、ここ何年かは決まって「にごり酒」を今頃になると買ってきては飲んでいる。飲んだことがあるひとも多いだろうけど、「にごり酒」はいわゆる日本酒とはかなり違った味わいがあるんだよね。できたてというべきか、はたまた仕込みの途中というべきか、未完成ならではの良さがあるんだ。

 甘味と酸味のバランスが絶妙で、発酵中のためほどよく発泡しているのでなんだか和風スパークリングワインといった風情がある。これを冷たい外気できりっと冷やして飲むのが旨い。あまり日本酒らしくないので肴も日本酒のときとは違ったものでも違和感がないこともうれしい。生酒なのでアルコール度数が19度くらいと普通の日本酒よりは高めなので口当たりがいいからといって飲み過ぎには要注意だよ。

 こんなことを書いていたら、また「にごり酒」が飲みたくなってきたよ。さて、明日の晩は鍋でも囲んで仲間と一杯やるとするか。
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